2010年1月15日金曜日

DVDマルチ

DVDマルチとは、DVDフォーラムが策定した、DVDドライブ搭載機器およびメディアの運用互換性を保証する規格。DVDフォーラムの一員である日立製作所、東芝、松下電器産業の3社が共同で開発した。 DVD Multiに対応した機器は、DVD-ROM、DVD-R、DVD-RW、DVD-RAMの各規格の運用互換性が保証されている。 DVD Multiでは、パソコン向けか家電製品向けか、および、再生専用か記録可能かによって、4つの仕様が規定されている。 パソコン向けには、再生専用の「DVD Multi Drive Read-Only」と記録可能な「DVD Multi Drive Writable」の2種類が、家電製品向けには再生専用の「DVD Multi Player」および記録可能な「DVD Multi Recorder」の2種類が用意されている。 ソフトウェアによって用途を変えられるパソコンと違い、家電製品は機器によって用途が決まっているため、家電製品向け仕様は用途によってさらに3つの区分が規定されている。DVDのビデオ記録方式であるDVD-Videoに対応した「Video」、同じく音声記録方式でのDVD-Audioに対応した「Audio」、両方に対応した「Video/Audio」の3つである。 例えば、DVD-VideoとDVD-Audioの再生に対応し、録画?録音機能を持たないDVDプレーヤーは「DVD Multi Video/Audio Player」となる。 パソコン向けの仕様はメディアの物理フォーマットについての条件のみを定めているが(それ以上はソフトウェアによって対応可能なため)、ソフトウェアの交換ができない家電製品向け仕様では、論理フォーマットやアプリケーションレベルでの互換性も要求される。

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